コンサートのオープニングは、”20代の若いギタリスト”と紹介された松尾さん。静かながらも力強い演奏でした。
その松尾さんの伴奏で、安田さんが子守歌を4曲、マイク無しで歌われました。「ねむっちゃいけない子守歌」など、楽しい子守歌もありました。クラシックのホールで、静かに綺麗に声が響いていました。
お話の後、大杉さんのピアノ伴奏で「わが母の教え給いし歌」を。この曲は、何度聴いてもほんとに難しそう…。旋律も繊細で、歌い手の方の感情がストレートに伝わってくる曲だと思います。
この後、「待ちぼうけ」、「浜辺の歌」、「初恋」。「浜辺の歌」は、以前に滋賀県近江八幡の”酒蔵コンサート”で、「ピアノとソプラノ歌手のために編集された」という感じのことを言われていたのを思い出しました。間奏の時の歌声に、波の打ち寄せる様子が目に浮かんでくるようでした。
後半は弦楽器やピアノの演奏、フィナーレは出演者全員で演奏という豪華版でした。
司会の方の「今、このホールはほぼ満席ですが、これと同じくらいの方々が薬害エイズで亡くなられました」というお話や、池辺さんがプログラムに書かれている「世の中には不公平ということがある」という言葉が印象に残りました。
薬害エイズ被害者の方々は、自分の病気を治してくれると信じて打った注射で、まさか命を奪われるなんて、ほんとに悔しかったと思います。今も病気と闘っている方もたくさんおられますので、このコンサートを通じて、一人でも多くの方が被害者の方々の思いを理解し、支援の輪に参加されたらいいなと思います。私もNPOの活動を通じて、お役に立っていきたいと思います。
(薬害エイズではないですが…。日本は先進国で唯一HIV/エイズ患者が増えている国です。)