uenoの森のhirosh


ピアニスター HIROSHI さんが、 UENOの森のコンサートを始められて今年で10周年。UENOの森には、あの有名な 東京藝術大学のキャンパスがありますね。HIROSHIさんは、この記念すべき10年目に、 藝大2年生の時の声楽科の教官だった恩師、安田さんを迎えてコンサートを 開かれました。

ハンガリー狂詩曲から始まって、数々の素晴らしい演奏を披露されたのですが、 それ以外に、HIROSHI さん独特の”パロディ集”が最高でした!また、客席からの リクエストを募るコーナーでは、コスモスから始まって、スーダラ節などシリトリで曲を繋ぎ、 テイク・ファイブや椿姫の乾杯など、ジャンルもバラバラな12曲を見事にまとめて 演奏されました。これにはみなさん大満足で、拍手がなかなか鳴り止まないほど! お見事でした♪

安田さんは、そのパロディ集の後に登場。それまで陽気で自信たっぷりだったHIROSHIさんが 急に緊張した面持ちに…。本来なら共演者なので、「安田さんと呼ぶところなのですが…」 とご本人。結局「安田さん」とは呼べず、ずっと「先生」だったのが微笑ましかったです(^.^)

HIROSHIさんは、いつも三宅一生デザインの「黒尽くめ」の服を着ていて、とても目立つ 生徒さんだったとか。声楽の授業だけれど、他の生徒さんの伴奏を一所懸命されていたみたい ですね。

当時の安田さんのエピソード
HIROSHIさんのお母さまが、「確か、安田さんは童謡のスターだった方よ」と おっしゃったので、HIROSHIさんが安田さんにそれを確認したところ、「そうよ、私、 童謡のカス(歌手?)でしたの」とお返事されたとか。当時からオチャメだったんですね(笑) また、当時は「可愛らしくて爽やかなイメージ」だったそうです。今と同じですね♪

アンコールの最後は、HIROSHIさん作曲、山川啓介さん作詞の「ごめんね・・・」でした。 「あの日、あの時、あの人にゴメンネって言えていたらな…。今なら言えるのに」っていう、 ちょっと切なくて、それでいて心温まる歌でした。
みなさまも、思い当たる方が…???

= 「ごめんね…」のラストフレイズ =
 今なら言えるのに
 つぐなえないあの日の、あの人に
 ”ごめんね”をそっと・・・

最後にステージから降りる時、HIROSHIさんが先に階段を下り、恩師に手を差し伸べ られ、会場から大きな拍手が起こりました。10周年という節目に歌いに来て下さった 恩師に感謝を示されている、心温まるシーンでした。

クラシックのピアノコンサートで、こんなに笑って、こんなにほのぼのとした気持ちに なったのは、初めてでした。10周年という記念の日に恩師をよべるほどになられたHIROSHIさんや、 その気持ちに応えて出演された安田さん、どちらもステキですね♪


開 催 日:2008年9月26日(金)
開場時間:18:00
開演時間:18:30
開催場所: 東京文化会館大ホール
チケット: S席-5,000円 A席-4,000円 B席-3,000円
お問合せ:東京労音
TEL 03-3204-9933
プログラム:フックト・オン・ガーシュイン



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