旧岩崎邸庭園 安田祥子講演会   「音楽に出会えた人生」



入り口の案内ポスター

講演前の演壇

講演の終わった後の食堂

入りきれなかった方々 のために、
お庭にモニターと席が用意されました
すでに片付けられた後…


場所は東京上野にある旧岩崎邸。あの三菱財閥を築いた岩崎弥太郎さんの岩崎家の本邸です。ジョサイア・コンドルに よって設計された洋館の食堂が本日の講演会場。が、しかし…、講演が始まるかなり前から、立ち見も含めて 満席になったと場内アナウンスが流れ、広いお庭にモニタと席を追加設置。 講演の最後の方では、安田さんがお庭にいる方に手を振る光景もありました。

内容を覚えている範囲で…(^^;
お話の前半は、ご主人との馴れ初め(半分位お惚気…)、とお義母さまである澤田美喜さんの思い出話。 後半は、美しい日本語の歌を後世に残したいという熱い想い。 最後に、カラオケで四季の歌(早春賦、朧月夜、夏は来ぬ、小さい秋見つけた、冬の夜)を、 そして全員で「ふるさと」を大合唱!

会場からの「きれいねぇ〜」という声とともに安田さん登場。さすが、 元大学の先生。演壇がとてもお似合いです。
安田さんの本名は澤田祥子。(このお屋敷の持ち主だった岩崎夫妻の長女、 澤田美喜さんの次男と結婚。)お義母さまもご主人もこのお屋敷に住んでおられ、世が世なら、安田さんも…??? このお屋敷に最後に訪れたのは、まだご存命だったご主人と十数年前だそうです。

ご主人との馴れ初めは、合唱団のステージにソリストとして 登場した安田さんに、ご主人が一目ぼれ♪なんとか安田さんの気を引こうと、 コンサートに第九のメロディーの♪が飾られたケーキなど、色々差し入れもしたのに、 勉強に夢中だった安田さんは、口説かれていること自体に気が付かず、 「親切な人ね」と思っていたとか(笑)

それでも、ニューヨークからの国際電話やラブレターがあり、 また、「2年間ニューヨークに転勤になるので、一緒に来て欲しい」と言われ、 やっとプロポーズされていることに気づく。 「ニューヨークには、ジュリアードもあるし」と誘われたり。(これは、音楽を目指す人にとっては、甘い響きですよね♪ そこでほんとにジュリアードに合格するのも、すごいですが…)

心配だったのは、澤田家に受け入れてもらえるかどうか。なんと言っても、お姑となる方は、三菱財閥創始者の孫ですからね…。 でも、快く迎えられることになり、嫁入り道具はグランドピアノだけだったとか。

その澤田美喜さんは、大磯にエリザベス・サンダース・ホームを設立され、 戦争で捨てられた、約2,000人の混血孤児の命を助け、育ててこられました。 そのお義母さまが残していかれたエリザベス・サンダース・ホームのことも、今回と同じように 機会があればお話したいと言われていました。

#蛇足ですが、現在のエリザベス・サンダース・ホームは、訳あって、親と一緒に暮らせない 子どもたちが約100人くらい、生活しています。(孤児院ではありません。)

安田さんは、童謡唱歌だけではなく、「今の若い方が歌っている歌も大好きです」という前置きで、 でも、今の歌は、歌っているアーティストの映像がないと楽しめないところがあるけれど、 童謡唱歌はそれぞれの歌に、その歌っている方ひとり一人の思い出が浮かび、その人独自の世界がそこに ある、それが童謡唱歌のスゴイところだと、そしてできるだけ多くの歌を次の世代に歌い継いでいきたいと熱い想いを語られていました。

私は安田さんよりは少し若い世代になりますので、私たちに託されたバトンを 繋いでいけるように、エリザベス・サンダース・ホームも含めて、応援できればと思います。

安田さん:
      母が残してくれた姉妹で歌う仕事、 お客様の前で歌うことを喜んでくれた主人に感謝しながら、    これからも歌い続けていきたいと思います。



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